それはそれとして

今日も昨日と同様に、また本を紹介してみようかと思います。
というのも、昨日の紹介を書いた時は「日記のネタがなくなったら紹介しようか」などと思っていたのですが、コメントで触れられていたのでこれは紹介するしかないと。
今回紹介するのは村山由佳さんの『おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)
ジャンルは恋愛小説・・・というか村山さんの本は殆どがそうなのかな?
私の中では先日紹介した『天使の卵 エンジェルス・エッグ (集英社文庫)』と並ぶ大好きな作品です。
この『おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫)』もまた、心理描写がとても素敵です。
他にも理由を挙げればキリがないのですが、私個人がこれをとても気に入っているのにはちょっとした理由がありまして。
登場人物の「勝利」と「かれん」の心の葛藤とかが、見事に自分と重なる部分があるのですよ。
むしろそのもの、ちょっと前の自分を見ているのではないか、と思うくらいで。
まぁ私自身の方はもう終わってしまったことなのですけどね。
だからこの2人を応援したい気持ちがあったりするのかな。
そんな私的な理由もあるのですが、本当に素敵な物語です。
私自身では上手くこの作品の良さが紹介しきれないので、興味の沸いた方には実際に読んでもらったほうが早いかも?

こちらのページのWeb Nobelから現在執筆中の9巻に当たる部分を読むことができます。
もしお気に召しましたらどうぞ。